
旅がきっかけとなり、転機が訪れるようにと思うときがあります。
彼は、まさにその通りになったの人。
いまや世界が注目する社会起業家となったジョン・ウッド。
彼はマイクロソフト社のエグゼの地位を捨て、無一文の道を選びました。
そのきっかけは休暇で訪れたネパールの学校。
本がない図書館を見て、本が必要だ、送ってほしいと友人に呼びかけたのが始まりでした。
子どもたちに学びの場を届けるため、Room to Read (ルーム・トゥ・リード)をたちあげます。
設立までの道のりを書いたベストセラー本の日本語版が2007年9月に出版されました。
ランダムハウス講談社 (1680円)
私はというと、観光はしていたとしても、旅ってしていないなぁ。
僕が考えたいのは、「できない理由」じゃなくて、「どうすればできるか」ってこと
― 本文より
語りつくされた正論です。
でもこの本を読めば、大きくうなずくはず。
こんな人が働いていたマイクロソフトって、やっぱりすごい会社だ。
Room to Read の東京チャプターは、ボランティアの手により2007年4月に生まれました。
彼自身2007年は2度来日し、チャリティーイベントを開催しています。
グローバルな(悪く言えばスノッブな)雰囲気のイベントで、なかには多額の寄付をされるかたも。
そういう特別な人じゃなくでも、私にもできることがあるはず!
世界中で読み書きのできない人は現在8億人以上(その3分の2が女性)そして世界の人口は60億人。
初等教育を受けていない子どもの数は1億人といわれています。
これらの子ども達にはチャンスは2度とこないのが現実です。
幼い子ども達に教育を与えることで、少しずつ世界を変えていこうというのがRtRの活動。
NPOにはいいイメージがないですが、この活動内容と彼のことを知って寄付をしたくなりました。
私にとっても
現状を変えたいと思ったとき、まず勉強することなん だと思います。
勉強で変われるんですよね。
母親が読み書きできなければ、その子どもに勉強を教えることができない。
そんな悪循環がなくなりますように。
東南アジアの小さい女の子の笑顔を思い浮かべて…。
そろそろ旅に出たくなってきました。
■ Room to Read 詳細
■ ジョン・ウッド プロフィール
ケロッグ経営大学院でMBAを取得後、数年の銀行勤務を経て、1991年にマイクロソフトに入社。
30代前半で国際部門の要職に就き、オーストラリアと中国に赴任した。
大中華圏の事業開発担当重役を務めていたとき、人生の針路を転換して、
途上国の子供に生涯の教育という贈り物を届け貧困のサイクルを断ち切るために、手を差し伸べようと決める。
1999年、年末にNPO「ルーム・トゥ・リード」を設立。
ネパール、インド、スリランカ、カンボジア、ラオス、ベトナム、南アフリカ等で識字率向上のために活動している。
■ Room to Read 目標
2020年までに1000万人の子供達に教育を届けること
寄付金は100%現地で役立てられます
$250で女子一人の奨学金を支給できます
$2,500で大学卒業まで女子一人の奨学金を支給できます
$3,000で図書館を1軒建てられます
$12,000で1万冊のその土地の言葉による本を出版できます
$16,000でコンピュータ・ラボを作れます
$15,000〜$35,000で学校が建てられます



